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平和首長会議 グループ制 14地域に 広島市などリーダー就任

 広島市の松井一実市長は24日、会長を務める平和首長会議(5736都市)で2015年4月から導入する加盟都市の地域グループ制について、14グループでスタートさせる方針を示した。それぞれのリーダー都市には現在の役員14都市が就任する予定でいる。

 松井市長が24日の市議会の一般質問に答えた。エリア別では欧州の8グループが最も多い。アジアは日本とフィリピンの2グループ、米国、アフリカ、中米、中東は各1グループとなる。

 平和首長会議の役員都市を務める広島市やドイツ・ハノーバー、米国・アクロンなどが各グループのリーダー都市となる。エリア内の加盟都市の言語や地理的条件を考慮し、グループ分けをする方向で準備を進めている。

 松井市長は「役員都市がいない南米やオセアニア地域でもリーダー都市の就任要請に取り組む。将来は30程度のグループをつくりたい」と述べた。(岡田浩平)

(2013年9月25日朝刊掲載)

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