×

ニュース

「在日」テーマに多文化共生探る 29日広島でシンポ

 広島市立大広島平和研究所と駐広島韓国総領事館は、「共に生きよう―多文化共生と在日韓国人」と題したシンポジウムを29日、広島市中区の広島県民文化センターで開く。

 在日韓国人を中心に、定住外国人を取り巻く生活環境の実態や課題を3部に分けて探る。1部は、在日韓国人問題研究所の佐藤信行所長、韓国・湖南(ホナム)大の金太基(キムテギ)副教授らが、「多文化共生―在日韓国人のあり方」をテーマに報告。午後からの2部では「日本における多文化共生の現状」、3部は「多文化共生―現場の声から」をテーマに、日韓の研究者や弁護士、市民団体メンバーが発表する。

 午前9時半の開会行事後、聖学院大の姜尚中(カンサンジュン)教授が、「地域の多文化共生と北東アジアの平和」と題して基調講演する。終了は午後5時10分。無料。同総領事館Tel082(568)0503。

(2013年9月25日朝刊掲載)

年別アーカイブ