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核なき世界へ連帯訴え 広島でパネル展始まる

 核兵器の問題点をさまざまな角度から検証し、廃絶を訴えるパネル展「核兵器なき世界への連帯―勇気と希望の選択」が24日、広島市中区基町のNTTクレドホールで始まった。無料。29日まで。

 創価学会インタナショナル(SGI)と核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)の主催。放射線の人体への影響や核兵器の使用による気候変動など12のテーマを縦2・2メートル、横1・1メートルのパネル40枚で解説する。SGIは「核兵器が身近な問題であることを伝えたい。なぜ廃絶しなければならないか考える機会に」としている。

 両団体は昨年、同じ内容の英文パネルを作製し、国内外で展示してきた。日本語版の公開は初めて。会場には、被爆証言ビデオの視聴コーナーや原爆をテーマにした絵本の閲覧スペースもある。

 午前10時~午後8時。最終日の29日は午後5時まで。(田中美千子)

(2013年9月25日朝刊掲載)

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