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米軍機トラブル 岩国空港便乱れ

 岩国市の米軍岩国基地で21日、米軍機のトラブルのため、滑走路が約2時間40分、閉鎖された。共用の岩国錦帯橋空港では全日空の到着便1便が行き先を変え、出発便1便も大幅に遅れて約80人に影響が出た。

 全日空岩国空港所などによると、滑走路は午後0時50分ごろから閉鎖した。羽田から午後2時に着く予定の便が広島空港に行き先を変え、燃料を補給後、約2時間10分遅れて岩国に着陸した。折り返しの同2時50分発の羽田行きは、約1時間50分遅れた。

 目撃者によると、米海軍のFA18スーパーホーネット戦闘攻撃機のタイヤが着陸時にパンクし、滑走路で停止したという。岩国基地報道部は、この影響で所属の航空機6機が急きょ航空自衛隊築城基地(福岡県)に着陸したとしている。

(2022年1月22日朝刊掲載)

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