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米大統領招聘へ 広島の中高生 教授招き勉強会

■記者 明知隼二

 オバマ米大統領の被爆地招聘(しょうへい)を目指す広島の中高生たちの代表9人が1日夜、広島市中区で会議を開いた。29日に修道大の大島寛教授(アメリカ論)を招き、オバマ氏の人物像や核兵器廃絶を目指す発言に対する米国内の反応などについて聞く勉強会を開くことを決めた。

 「具体的な活動方法を決める前に、しっかり学んでおきたい」と考えた中高生たちが企画した。この日も予習として、核兵器にかかわる国際条約やオバマ氏の廃絶論に対する各国の反応など、それぞれが調べてきた内容を発表し合った。

 勉強会に先立ち27日には、活動の運営に必要な組織づくりや活動の時期、会の名称などについて話し合う。

(2009年6月2日朝刊掲載)

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