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トンガ支援 おおすみ準備 海自呉基地 資機材や物資搬入

 海上自衛隊呉地方総監部(呉市)は22日、大規模噴火と津波に見舞われたトンガの支援に向かう輸送艦おおすみの出港準備の様子を報道陣に公開した。資機材や支援物資の搬入が終わり次第、母港の呉基地(同)から現地に向かう。

 この日は呉湾沖で、陸上自衛隊の大型輸送ヘリコプターCH47と、海自の水陸両用のエアクッション艇(LCAC)を2機ずつ搭載。その後、同基地に戻り、乗員用の食料などを積み込んだ。現地入りする陸自中部方面隊(総監部・兵庫県伊丹市)の隊員たちも次々と乗り込んだ。

 今後、国際協力機構(JICA)が用意する飲料水や、火山灰を除去するための高圧洗浄機などを積み込む。おおすみには約300人が乗船し、国際緊急援助活動としての物資輸送に従事する。(上木崇達)

(2022年1月23日朝刊掲載)

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