姜尚中教授 共生語る 広島市中区で多文化理解シンポ
13年10月1日
在日韓国人を中心に、定住外国人を取り巻く生活環境や課題を考えるシンポジウムが、広島市中区の県民文化センターであった。
約300人が参加した。聖学院大(埼玉県上尾市)の姜尚中(カンサンジュン)教授(写真・政治学)が「地域の多文化共生と北東アジアの平和」をテーマに講演。在日韓国人を罵倒する「ヘイトスピーチ」が横行する現状に触れ「国家間の関係が悪化しても、地域で住民同士が文化を共有すれば楽しく共生できる」と述べた。
パネル討論では、広島大大学院の李東碩(イトンソク)准教授(世界経済体制論)たち4人が、永住資格を持つ外国人の地方参政権などについて意見を交わした。広島市立大広島平和研究所と駐広島韓国総領事館が主催した。(山本乃輔)
(2013年10月1日朝刊掲載)
約300人が参加した。聖学院大(埼玉県上尾市)の姜尚中(カンサンジュン)教授(写真・政治学)が「地域の多文化共生と北東アジアの平和」をテーマに講演。在日韓国人を罵倒する「ヘイトスピーチ」が横行する現状に触れ「国家間の関係が悪化しても、地域で住民同士が文化を共有すれば楽しく共生できる」と述べた。
パネル討論では、広島大大学院の李東碩(イトンソク)准教授(世界経済体制論)たち4人が、永住資格を持つ外国人の地方参政権などについて意見を交わした。広島市立大広島平和研究所と駐広島韓国総領事館が主催した。(山本乃輔)
(2013年10月1日朝刊掲載)