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連載・特集

広島世界平和ミッション インド編 非暴力の行方 <4> 未来のジャーナリスト

 平和ミッション第五陣メンバーが大学などを訪ねて、平和や核兵器廃絶を訴えると、どこでも厳しい意見や質問を受けた。核廃絶を訴えながら米国の核の傘に守られている被爆国日本。「あなたたちは日本政府にちゃんと働きかけているのか」「米国にこそものを言うべきでは」と。

 一行はムンバイで、ジャーナリストを目指す学生が通う研究所を訪問し、被爆の実情を伝える「ヒロシマセミナー」を開いた。ここでも訴えにとどまらず、核廃絶の実現性について問われ議論になった。

(2005年3月19日朝刊掲載)

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