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連載・特集

広島世界平和ミッション インド編 非暴力の行方 <5> 若者の連携

 ガンジーが非暴力抵抗運動を貫いた本拠地、インド中部のワルダ。二〇〇一年、この地に「非暴力・平和学部」を備えた文科系の総合大学「国立マハトマ・ガンジー国際ヒンディー大学」が設立された。平和ミッション第五陣メンバーは、ここの学生たちと交流=写真=しながら、ガンジーの「非暴力の精神」とヒロシマの「和解の心」が結びつくと実感した。東広島市職員の中谷俊一さん(37)や平和学を学ぶ広島修道大四年の佐々木崇介さん(22)は「学びを通じた連携を」と、大学間交流を提案した。

(2005年3月22日朝刊掲載)

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