トンガ現地企業に支援金を 佐伯区の健康食品会社募る モズク漁場などの復旧へ
22年2月3日
海底火山の大規模噴火と津波被害があった南太平洋の島国トンガの現地企業を支援しようと、広島市佐伯区の健康食品開発・販売「元気ドットコム21」が、救援金の受け付けを始めた。主原料にトンガ産のモズク由来成分を使っていた縁で、支援活動に動いた。
同社は2005年創業。トンガで採れたモズク由来の成分「フコイダン」を使った健康食品を開発、販売している。南太平洋の海水は、ヒ素や重金属をほとんど含まず、ミネラルも豊富なため、良質なモズクが採れるという。
集まった救援金は、広島市内のフコイダンの生産会社を通じ、トンガでモズクを採集する企業へ届け、漁場や工場の立て直しに役立ててもらう。元気ドットコム21の田濱弘継社長(60)は「ご恩返しの気持ちが強い。トンガの産業が活発になるよう、3年は支援を続けたい」と話している。
目標金額は年間100万円。広島銀行五日市駅前支店の専用口座へ振り込む。口座番号は「普通預金3200086」、名義は「トンガ救援金 元気ドットコム21」。同社☎082(924)1213。(石井雄一)
(2022年2月3日朝刊掲載)
同社は2005年創業。トンガで採れたモズク由来の成分「フコイダン」を使った健康食品を開発、販売している。南太平洋の海水は、ヒ素や重金属をほとんど含まず、ミネラルも豊富なため、良質なモズクが採れるという。
集まった救援金は、広島市内のフコイダンの生産会社を通じ、トンガでモズクを採集する企業へ届け、漁場や工場の立て直しに役立ててもらう。元気ドットコム21の田濱弘継社長(60)は「ご恩返しの気持ちが強い。トンガの産業が活発になるよう、3年は支援を続けたい」と話している。
目標金額は年間100万円。広島銀行五日市駅前支店の専用口座へ振り込む。口座番号は「普通預金3200086」、名義は「トンガ救援金 元気ドットコム21」。同社☎082(924)1213。(石井雄一)
(2022年2月3日朝刊掲載)