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連載・特集

広島世界平和ミッション パキスタン編 希望の灯 <6> 絵画交流

 パキスタンには、旧ソ連の侵攻以降、内紛が続いたアフガニスタンから多い時で約三百万人の難民が流入したといわれる。平和ミッション第五陣メンバーは、アフガン国境に近いペシャワル郊外や、首都イスラマバード郊外にあるアフガン難民キャンプを訪ね、子どもたちと過ごした。首都在住の女性画家は、キャンプ内の小さな学校に画材を持って訪問。平和や希望が見いだしにくい環境に生きる子どもたちの心をときほぐそうと、絵を通した交流を開いていた。

(2005年4月16日朝刊掲載)

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