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　平和首長会議（会長・松井一実広島市長）が「平和なまち」をテーマに国内外の加盟都市の子どもたちから募った絵画コンテストで、口田中３年山田初花さん（１５）＝同市安佐北区＝の作品が、最高賞の平和首長会議会長賞を受賞した。

　山田さんは、肌の色や文化の異なる人々が日本や米国、中国などの国旗の模様の折り鶴に乗った様子をステンドグラス風に描いた。地球やハトもあしらい、平和を願う人々の心に国境はなく虹の橋でつながっている様子を表したという。

　コンテストは６～１０歳と１１～１５歳の２部門。日本やイラン、フランス、ロシアなど１８カ国の１０５都市から計４１６６点の応募があった。山田さんは「みんなが笑顔で平和なまちをイメージして描いた。核兵器や差別がない世界をつくるため役に立ちたい」と話している。コンテストは２０１８年度から毎年開催。入賞作品は同会議のホームページで紹介している。（小林可奈）

（２０２２年２月５日朝刊掲載）