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広島世界平和ミッション 印パでの交流報告 あす第五陣

 広島世界平和ミッション(広島国際文化財団主催)で、核保有国のインドとパキスタンを訪問した第五陣メンバーの報告会が二十三日午後二時から、広島市中区の旧日本銀行広島支店で開かれる。

 報告するのは被爆者の岡田恵美子さん(68)=広島市東区▽市民団体「アジアの友と手をつなぐ広島市民の会」代表の渡部朋子さん(51)=同市安佐南区▽インド出身の会社員ジェームス・ジョーセフさん(48)=広島県海田町▽東広島市職員の中谷俊一さん(37)=三原市本郷町▽広島修道大大学院生の佐々木崇介さん(22)=広島市安佐南区=の五人。

 第五陣は一月下旬から約三週間、カシミール地方の領有権などをめぐって互いに核兵器を保有して対立する印パ両国をめぐり、原爆被害の実態を伝えたり、双方の市民に平和と和解を訴えたりした。報告会では各メンバーが体験などを語り、参加者との質疑応答の場も設ける。

 主催は「広島世界平和ミッション」を支える市民の会。無料。問い合わせは、柴田幸子代表世話人TEL082(878)0298。

(2005年4月22日朝刊掲載)

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