原発新基準を鹿島町で説明 規制庁
13年10月9日
中国電力島根原子力発電所の立地する島根県松江市鹿島町の住民や団体の代表でつくる鹿島地域協議会が8日、市鹿島支所で会合を開き、原発の新規制基準について原子力規制庁の地元担当者から説明を受けた。
協議会の委員12人が出席。複数の安全対策を講じる深層防護や炉心損傷などを防ぐ過酷事故対策など新基準の内容を聞いた。「建屋でパーフェクト(に安全を守られるの)か」などの委員の質問に、担当者は「基準を守れば安全と(いう表現)はなるべく避けたい。リスクを抑えるのが新基準」と答えていた。
また、中電がフィルター付きベント設備の建設など、新規制基準に沿った対策や訓練を進めていると説明。委員からの「対策や訓練は自己満足では」との懸念に「総合訓練は規制庁にチェックしてもらっている」と答えていた。
(2013年10月9日朝刊掲載)
協議会の委員12人が出席。複数の安全対策を講じる深層防護や炉心損傷などを防ぐ過酷事故対策など新基準の内容を聞いた。「建屋でパーフェクト(に安全を守られるの)か」などの委員の質問に、担当者は「基準を守れば安全と(いう表現)はなるべく避けたい。リスクを抑えるのが新基準」と答えていた。
また、中電がフィルター付きベント設備の建設など、新規制基準に沿った対策や訓練を進めていると説明。委員からの「対策や訓練は自己満足では」との懸念に「総合訓練は規制庁にチェックしてもらっている」と答えていた。
(2013年10月9日朝刊掲載)