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プーチン氏に4市長が抗議 近く世羅町も

 ウクライナに侵攻し、核兵器の使用も示唆したロシアのプーチン大統領に対し、備後地方の4市長が2日、それぞれ抗議文を在日ロシア大使館に郵送し、侵略行為の即時中止などを求めた。

 福山市の枝広直幹市長は、侵攻を「国際社会の平和と秩序を脅かすもので、断じて許されない」と批判。核兵器使用の示唆にも強い憤りを示した。尾道市の平谷祐宏市長は「被爆者の切なる思いを踏みにじるもの」と非難した。三原市の岡田吉弘市長は「核兵器のない世界の実現に向けて努力する国際社会を失望させる」と強調した。府中市の小野申人市長は「第三の戦争被爆地を生むことはあってはならない」とした。世羅町も近く抗議文を送る。

(2022年3月3日朝刊掲載)

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