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　三次市議会は２日、本会議を開き、ロシアのウクライナへの軍事侵攻に抗議する決議案を全会一致で可決した。三次、庄原の両市長も同日、ロシアのプーチン大統領宛ての抗議文を在日ロシア大使館に送った。

　三次市議会の決議案は全７会派が同日、共同で提案した。ロシア軍の侵攻を「国際法違反」「国連憲章に反する」と非難。核兵器の使用を示唆する姿勢を「ロシアの力による侵略行為は断じて認められず、抗議する」としている。

　三次市の福岡誠志市長は「人類史上最初の被爆地であるヒロシマの心を踏みにじるもの」と厳しく批判。庄原市の木山耕三市長は「即時停戦と外交による問題解決」を求めた。

（２０２２年３月３日朝刊掲載）