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露軍撤退求め決議や抗議文 廿日市市議会など

 廿日市市議会は3日、本会議を開き、ウクライナに侵攻したロシア軍の完全撤退と平和的解決を求める議員発議の決議案を全会一致で可決した。

 軍事侵攻を「国連憲章の重大な違反で、国際秩序の根幹を揺るがすもの」と指摘。核兵器使用を示唆するプーチン大統領の発言について「強い憤りを覚え、決して容認できない」と非難した上で、ロシア軍の即時攻撃停止と完全撤退、関係国による平和的解決に向けた外交努力を求めている。

 決議を受け、同市の松本太郎市長と同市議会の佐々木雄三議長は連名で、プーチン大統領宛ての抗議文を在日ロシア大使館(東京)に送った。県内9町議会の議長でつくる県町議会議長会も同日、同大使館に抗議文を送った。

 また、海田町議会も同日、ウクライナ侵攻などに抗議する同様の決議案を全会一致で可決した。

(2022年3月4日朝刊掲載)

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