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露侵攻に市民団体抗議 広島市中区で街頭活動 ウクライナ情勢

 市民団体「戦争させない・9条壊すな!ヒロシマ総がかり行動実行委員会」は3日、広島市中区でロシアのウクライナ侵攻に抗議する街頭活動をした。

 帰宅ラッシュで人通りが増える時間帯に合わせてメンバー約60人が本通り商店街に30分間立ち、「プーチンは侵略やめよ」などと記した横断幕を広げた。ウクライナ国旗と同じ青と黄のプラカードに「ウクライナに平和を」と書いて掲げる人もいた。

 マイクを握った川后和幸共同代表(70)は「核兵器を使うぞ、というあからさまな威嚇とともに攻め込んでいる。許されることではなく、黙っていられない」と強調した。

 市民団体「8・6ヒロシマ大行動実行委員会」も同日、中区の原爆ドーム前で集会を開いた。被爆2世たち約40人が参加し、「チェルノブイリ原発の被ばくに苦しむウクライナの人たちに核攻撃を行うなど、絶対に許されない」とする緊急声明を読み上げた。(川上裕、石井雄一)

(2022年3月4日朝刊掲載)

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