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ウクライナたる募金 廿日市商議所など 露侵攻

 ロシアからの軍事侵攻を受けるウクライナを支援しようと、廿日市商工会議所と廿日市市は8日、市民からの寄付を募るたる募金を市役所ロビーで始めた。4月7日まで設置し、日本赤十字社を通じて人道危機救援金として贈る。

 市役所であったセレモニーで、たる募金を発案した渋谷憲和会頭が「一日も早く幸せなウクライナに戻るよう、経済人としてお手伝いしたい」とあいさつ。松本太郎市長は「地方からも支援の声があると知ってもらい、ウクライナの人を勇気づけたい」と話した。

 たるは四斗だるで、防犯用の透明のふた付き。たるのそばには「NO WAR」「ウクライナ人道支援」などと書いたウクライナ国旗と同色の青と黄のポスターを貼り、来庁した市民や職員たちに協力を呼び掛けている。(永井友浩)

(2022年3月9日朝刊掲載)

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