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ロシアのウクライナ侵攻や核関連施設への攻撃に抗議する参加者

 県原水協や県被団協(佐久間邦彦理事長)などは9日、広島市中区でロシアのウクライナ侵攻や核関連施設の攻撃に抗議する街頭活動をした。

 被爆者たち約30人が参加。八丁堀西交差点近くで「原発攻撃に抗議する」「ヒロシマ・ナガサキを繰り返すな」などと書いたプラカードや横断幕を掲げた。マイクを握った佐久間理事長は「核兵器で威嚇しながら侵略することがあっていいのか。ロシア軍はすぐに戦闘を中止するべきだ」と力を込めた。

 団体職員岩下翔平さん(27)=南区=は、若者も戦闘に巻き込まれている現状を踏まえ「ロシアがウクライナから撤退するまで、諦めずに声を上げていかなければいけない」と訴えた。参加者は、安倍晋三元首相が提起した米国との核共有政策についても批判の声を上げた。(小林可奈)

(2022年3月10日朝刊掲載)

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