×

ニュース

犠牲者を追悼 平和訴え 山口で県遺族連盟 ロシアに侵攻されたウクライナへ思い寄せ…

 山口県遺族連盟は9日、ロシアのウクライナ侵攻に対して平和を訴える祈願祭を山口市の護国神社で催した。新宅儀次郎(よしじろう)会長(81)は「戦争は絶対してはならない。早く収束するように祈りたい」と訴えた。

 連盟の役員6人が参加した。ウクライナ侵攻の犠牲者に黙とうし、神事があった。新宅会長は「戦争で兄が亡くなり、顔すら覚えていない。身内を亡くした悲しみは今のウクライナの人たちも同じ。テレビを見て涙が出た」と自身の体験を重ね「山口から全国、世界にロシア制止の動きが広まれば」と話した。(江頭香暖)

(2022年3月10日朝刊掲載)

年別アーカイブ