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上関原発に抗議 1万人集会計画 山口で来年3月

 山口県上関町の中国電力上関原発建設計画に反対する県内の住民団体や作家たちが来年3月8日、党派や信条を超えて結集する全県的な集会を山口市で開く。反原発に賛同する個人・団体に参加を呼び掛け、過去最大となる1万人規模の抗議集会を目指す。

 同町祝島の「上関原発を建てさせない祝島島民の会」の清水敏保代表や、広島市西区出身の児童文学作家、那須正幹さん=防府市=らが呼び掛けた。上関町や光市、山口市などの住民団体や弁護士らが既に賛同を示している。

 計画では山口市の県維新公園で開催。文化人や識者も招き、上関原発に反対する思いを共有する。具体的な内容は今後まとめる。

 19日に第1回実行委員会が周南市であり、約40人が参加した。那須さんは「上関原発への反対運動を県全域に広めるきっかけにしたい」と話している。

 集会は当初今月20日を予定していたが、より広い参加を実現するために仕切り直した。

(2013年10月20日朝刊掲載)

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