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首相と駐日米大使 26日広島訪問調整

 岸田文雄首相(広島1区)は、今月26日に米国のエマニュエル駐日大使とともに被爆地広島市の平和記念公園を訪れる方向で調整していることが17日、分かった。ウクライナ情勢を見極めながら判断する。

 早期訪問を望むエマニュエル氏の意向をくみ、当初は2月下旬で計画したが、ロシアのウクライナ侵攻を踏まえて再調整していた。

 関係者によると、原爆資料館の視察や原爆慰霊碑への献花を予定。首相自身は、核兵器廃絶を国内外で訴える高校生平和大使との面会も検討している。

 岸田内閣で核軍縮・不拡散問題などを担う寺田稔首相補佐官(広島5区)も同行する。政府が世界の政治指導者たちを広島に招いて年内に開く「核兵器のない世界に向けた国際賢人会議」の弾みにしたい考えだ。(樋口浩二、口元惇矢)

(2022年3月18日朝刊掲載)

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