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保有国大使に核廃絶を要請 日本被団協

■記者 岡田浩平 

 日本被団協は11日、東京都内で核保有国のうち米国、英国、フランス、ロシア、パキスタンの日本大使館を訪れ、核兵器廃絶への努力を要請した。

 パキスタン大使館では、田中熙巳(てるみ)事務局長らがジャドマニ大使と面会。国際世論の盛り上がりを背景に、被爆者の証言を聞き核兵器廃絶へ努力するよう申し入れた。大使は核軍縮に賛同し「核を持つすべての国が平等に廃絶の措置をとるべきだ」などと述べたという。

 他の4カ国も要請に理解を示したという。被団協は12日に中国大使館を訪問する。インド大使館にも面会を要請している。

(2009年6月12日朝刊掲載)

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