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ウクライナの平和願う光 広島で投影 露侵攻

 「STOP WAR」「PEACE」―。ロシア軍によるウクライナ侵攻に対し、世界のアーティストが平和への祈りを表現した映像作品が18日夜、広島市中区の原爆ドーム対岸の元安川親水テラスに映し出された。被爆地広島をスタート地点とし、世界約20カ国で上映される。

 短い40の映像をつなげた約8分半の作品でテーマは「光の道しるべ」。地面に縦4メートル、横6メートルのシートを敷いて投影した。ウクライナ国旗の青と黄でハートを表したり、ウクライナの花のヒマワリで連帯を示したりした作品で、それぞれに反戦、平和への思いを表現した。ウクライナ人やロシア人の映像作品もある。

 ハンガリーのイベント関係者たちが発起人となり、3日から映像を集めた。ドイツやフランス、米国でも上映が始まる。19、20、21日は1分半に再編集した映像を基町クレドふれあい広場(中区)の大型ビジョンで流す。(高本友子)

(2022年3月19日朝刊掲載)

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