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「1~3号機の廃炉を」 ゼロの会、中電に申し入れ

 島根県内23団体でつくる「原発ゼロをめざす島根の会」(共同代表・舟木健治しまね労連議長ほか)は21日、中国電力に、島根原子力発電所2、3号機の稼働・再稼働に向けた安全審査を申請しないよう申し入れた。

 舟木共同代表たち6人が同市の中電島根支社を訪れた。申し入れ書は「(福島第1原発事故の)原因究明さえされない中で原発の稼働・再稼働の強行は許されない」と指摘。島根原発の再稼働・稼働に向けた申請をせず、1~3号機を廃炉とするよう求めた。

 同社島根原子力本部の村井忠史専任部長は「現時点で1号機の廃炉計画はない。2、3号機の(安全審査の)申請は、安全確保を前提になるべく早い段階でしたい」と応じた。 (明知隼二)

(2013年10月22日朝刊掲載)

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