母国の避難民への募金協力を 広島ウクライナ人会
22年3月25日
ロシアから軍事侵攻を受けている母国への支援の輪を広げようと、県内で暮らすウクライナ出身者たちでつくる広島ウクライナ人会のメンバーが24日、広島市中区の市役所本庁舎で避難民たちに対する募金への協力を呼び掛けた。
同会の女性メンバー3人が市役所を訪問。市が1階に置いた募金箱の前で、ロシア軍の攻撃で破壊された建物の写真を示し「家を失い、食べ物や薬、服がなく困っている人がたくさんいる。広島の人も協力してほしい」などと訴えた。ウクライナの国旗とハトを描いた絵を掲げて平和を願う気持ちを表した1人は「募金箱の設置に感謝したい」と涙を流していた。
市は、募金箱を本庁舎1階や全8区役所、原爆資料館(中区)など市内12カ所に置き、5月13日まで協力を募っている。集まった寄付金は、ウクライナからの避難民を受け入れる周辺国の支援活動などに充ててもらうため、日本赤十字社を通じて赤十字国際委員会などに送る。(余村泰樹)
(2022年3月25日朝刊掲載)
同会の女性メンバー3人が市役所を訪問。市が1階に置いた募金箱の前で、ロシア軍の攻撃で破壊された建物の写真を示し「家を失い、食べ物や薬、服がなく困っている人がたくさんいる。広島の人も協力してほしい」などと訴えた。ウクライナの国旗とハトを描いた絵を掲げて平和を願う気持ちを表した1人は「募金箱の設置に感謝したい」と涙を流していた。
市は、募金箱を本庁舎1階や全8区役所、原爆資料館(中区)など市内12カ所に置き、5月13日まで協力を募っている。集まった寄付金は、ウクライナからの避難民を受け入れる周辺国の支援活動などに充ててもらうため、日本赤十字社を通じて赤十字国際委員会などに送る。(余村泰樹)
(2022年3月25日朝刊掲載)