×

ニュース

満開一気 気象台が宣言 広島で桜本番

 広島地方気象台は29日、県内で桜が満開になったと発表した。平年より5日早い。21日に開花してから比較的温かい日が多く、一気につぼみが開いた。

 気象台の職員が縮景園(広島市中区)のソメイヨシノの標本木に8割以上の花が咲いているのを確認した。平和記念公園(同)も見頃を迎え、家族連れたちが花見を楽しんでいた。家族と訪れた安佐南区の八木小6年上村幸史郎さん(12)は「満開ですごくきれい。過ごしやすい天候で気持ちいい」と声を弾ませた。

 気象台によると、この日の中区の最高気温は平年より0・7度高い17・1度で4月上旬並みだった。中国地方の向こう1週間は晴れる日が多く、最高気温、最低気温ともに平年並みか平年より高い日が多くなる見込み。(浜村満大)

(2022年3月30日朝刊掲載)

年別アーカイブ