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ウクライナ避難民を支援 笠岡市が緊急募金

 ロシアによるウクライナ侵攻で国外へ避難している避難民を支援しようと、岡山県笠岡市が緊急募金を始めた。商業施設前で街頭活動を行い、事業所の協力を得て募金箱を置く。日本赤十字社県支部を通じて現地へ送る。

 街頭募金第1弾として市職員12人が3月31日夕、JR笠岡駅前で実施。「避難を強いられる家族に人道支援が急務です」の文字と、青と黄のウクライナ国旗を描いた横断幕を掲げて30分、乗降客へ呼び掛けた。

 活動に参加した小林嘉文市長は「笠岡市民の温かい気持ちをウクライナの避難民へ届けたい」と話した。

 市は募金目標を200万円とし、街頭活動を4月中旬まで5カ所で計10回展開する。募金箱は5月下旬まで公共施設21カ所と市内41事業所に置く。(谷本和久)

(2022年4月2日朝刊掲載)

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