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ウクライナ避難民支援 柳井の管弦楽団 演奏で寄付募る

 ロシアの軍事侵攻を受けるウクライナの避難民を支援しようと、柳井市のウインドミルフィルハーモニー管弦楽団は5日、市役所でチャリティーコンサートを開いた。ウクライナ国歌など4曲を演奏し、寄付を呼び掛けた。

 1階ロビーで市民約50人が聞き入った。冒頭に杉村浩信団長が「平穏に暮らす人々が避難を余儀なくされ理不尽さに怒りを感じる。何か助けられないかと考え実現した」とあいさつした。高校生や会社員たち10~60代の団員10人が、国旗にちなんで青と黄のリボンを身に着け、弦楽器を奏でた。

 国歌では重厚な音を響かせ現地に思いをはせた。最後は避難民が祖国に帰れる日を願って日本の童謡「ふるさと」を披露し、会場の人たちも歌詞を口ずさんだ。寄付は約5万7千円が集まり、日本赤十字社県支部を通して支援に役立てる。

 チャリティーコンサートは5月1日午前11時から市内のやまぐちフラワーランドでも開く。

(2022年4月6日朝刊掲載)

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