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反戦訴えウクライナ国旗 白石島の海岸でボランティア

 ロシア軍が侵攻したウクライナの平和を願い、笠岡諸島(笠岡市)の白石島で地元のボランティアたち約20人が、海水浴場の海岸にウクライナ国旗に見立てたブルーシートを広げて反戦を訴えた。

 シートは、一部を黄で着色。縦7メートル、横14メートルのシート5枚を並べ、上空に飛ばした小型無人機ドローンで撮影した。周辺の木製ベンチなども、ウクライナの国旗をイメージして青と黄で着色し、思いを込めた。

 白石島観光協会の原田茂会長(61)が呼び掛けた。知人を介し、合成樹脂シートなど製造の萩原工業(倉敷市)からシートの寄贈を受けた。原田会長は「何かをしたいとの思いから国旗を作って平和の発信をした。今後、多くの場所でも披露できれば」と話していた。(谷本和久)

(2022年4月7日朝刊掲載)

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