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小銃の付属部品 学生が1点紛失 海自幹部候補生学校 広島県江田島市

 海上自衛隊呉地方総監部は24日、海自隊幹部候補生学校(江田島市)で小銃の付属部品を1点紛失したと発表した。

 総監部によると、64式7・62ミリ小銃の先端に取り付ける消炎制退器。実弾を撃った際に銃口の火炎を減らして衝撃、反動を抑える。銃から分離した状態では機能しないため、人への危険性はない。

 9日、同校の学生が実弾ではなく空包を使う発射訓練用に同部品を取り外し、自分の鍵付きロッカーに保管。訓練は25日まであるため保管し続けていたが16日に紛失に気付いたという。

 同校は盗難の可能性も含めて調べている。池太郎学校長は「捜索に全力を尽くし、再発防止に努める」とのコメントを出した。

(2013年10月25日朝刊掲載)

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