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意見の反映を島根県に要望 1日、鳥取県と2市 島根原発再稼働

 鳥取県の平井伸治知事は11月1日、島根県の溝口善兵衛知事に、中国電力島根原子力発電所の再稼働に向けた判断などをする際、鳥取県と原発30キロ圏の境港、米子両市の意見を反映するよう申し入れる。

 25日の記者会見で明らかにした。境港市の中村勝治、米子市の野坂康夫両市長と島根県庁を訪問する。原発再稼働など重要な判断をする際、鳥取県と2市の意見も考慮するよう求め、ルールの明文化も申し入れる。

 島根県側の30キロ圏にある出雲、雲南、安来市は17日、同様の要請をした上で明文化を求め、溝口知事は「明文化したい」と回答。鳥取県と2市の要請にも25日の記者会見で応じる意向を示した。

(2013年10月26日朝刊掲載)

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