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　米国が繰り返し核実験を行った中部太平洋マーシャル諸島が舞台のドキュメンタリー映画「ニュークリア・サベージ」の上映会が３０日午後１時から、広島市中区の原爆資料館メモリアルホールである。市民グループ「被爆体験を継承する会」の主催。

　米国が冷戦期に実施した６７回の核実験の実態について、米政府の公文書や被害者の証言などを通して迫る。アダム・ホロヴィッツ監督の米国映画で、上映時間は約９０分。

　マーシャル諸島での住民調査などから核被害の研究を続ける明星大（東京）の竹峰誠一郎教授も講演する。事前申し込み不要で、定員は会場に先着順で２００人。無料。同会☎０８０（１９４８）２５０１。

（２０２２年４月１２日朝刊掲載）