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創立からの歩み祝う 広島YMCA 平和の決意新た 75周年 330人集う

 創立75周年を迎えた広島YMCAが25日、広島市中区の本部にある国際文化ホールで記念式典を開いた。米ハワイなど11カ国14カ所のYMCA関係者や会員たち計約330人が参加した。

 式典では、広島YMCAの黒瀬真一郎理事長が被爆後3カ月で活動を再開し、平和活動や青少年の育成に力を入れてきた歴史を振り返り、「平和を推進する決意を新たにしたい」と誓った。海外のYMCAとの交流強化を目指すことを宣言して締めくくった。

 続いて「いのちと平和のコンサート」も開いた。東日本大震災に見舞われた宮城県東松島市の松などで作ったパンフルートを使い、「星に願いを」など10曲を演奏した。

 26日午後2時からは同ホールで、一般向けに「子ども平和フェスティバル」も開く。子どもがよさこいや原爆をテーマにした創作劇などを披露する。無料。(永里真弓)

(2013年10月26日朝刊掲載)

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