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島根原発再稼働容認反対を要望 鳥取県に市民団体

 中国電力島根原子力発電所(松江市鹿島町)をめぐり、市民団体が29日、安全な広域避難などが担保されない限り再稼働を容認しないよう鳥取県に申し入れた。

 鳥取、島根両県の市民でつくる「さよなら島根原発ネットワーク」など3団体の8人が、県危機管理局を訪問。広域避難、福島第1原発事故の全容解明と対策、使用済み核燃料の安全な処分の確立が実現しない限り、再稼働を容認しないよう求める平井伸治知事宛ての申し入れ書を提出した。対応した城平守朗局長は「再稼働には周辺自治体の意見も聞くよう国などに要望しており、県民の安全を第一に考えている」と応えた。

(2013年10月30日朝刊掲載)

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