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「ドライブ」気分 空の玄関から 広島空港でパネル展

 三原市本郷町の広島空港で、米アカデミー賞の国際長編映画賞に輝いた映画「ドライブ・マイ・カー」のパネル展が開かれている。運営会社の広島国際空港(三原市)と広島フィルム・コミッションの共催。5月9日まで。

 ターミナルビル1階の国内線到着ロビーに、主人公たちが使った愛車サーブの実寸大パネル(高さ約1・4メートル、幅約2メートル)を設置。広島市をはじめ県内で撮影されたシーンやそのロケ地などを紹介するパネル26点も展示し、ロケ地を案内するマップ500部を会場で配っている。

 受賞を祝い、広島で撮影されたことを空港に降り立つ人たちへPRしようと企画した。主人公が愛車で立ち寄る山陽自動車道下り線の小谷サービスエリア(東広島市)は、広島空港の西7キロ余り。同社は「空港からレンタカーで県内を観光する人も多く、ロケ地を巡るドライブも楽しんでほしい」としている。(川崎崇史)

(2022年4月26日朝刊掲載)

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