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米新型核実験を9月12日実施 当局公表

 米国が核兵器の性能を調べるため、7~9月に1回実施したことを公表した新たなタイプの核実験は、9月12日に行われていたことが31日、分かった。米エネルギー省傘下の核安全保障局(NNSA)が、中国新聞の取材に答えた。

 NNSAは30日までに、公式ホームページで7~9月に核実験を実施したことを明らかにしたが、日付は公表していなかった。

 実験は、米ニューメキシコ州のサンディア国立研究所で実施した。強力なエックス線を発生させる特殊装置「Zマシン」を使用。超高温、超高圧の核爆発に似た状況をつくり出し、プルトニウムの反応を確かめた。

 NNSAは新たなタイプの核実験について、一貫して「実験から得たデータで、保有する核兵器の安全性や確実性を維持できる」としている。(田中美千子)

(2013年10月31日夕刊掲載)

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