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海外協力隊の活躍紹介 東広島のJICA中国でフェス

 海外協力隊の活躍ぶりや、国内外で活動を続ける元隊員の取り組みを紹介する「中国地方協力隊フェスティバル」が、東広島市鏡山の国際協力機構中国センター(JICA中国)であった。

 元隊員による活動報告会や、現地の生活の様子を紹介する写真展があり、帰国後も派遣された国を支援しようと活動するグループのブースも並んだ。出店した緒方美鈴さん(25)は、約2年間活動したキルギスから昨年帰国。日本人向けに緒方さんがデザインした雑貨の製作を現地の女性に依頼し、輸入してネット販売している。「対面で取り組みを説明できる貴重な機会。ありがたい」と話した。

 友人と訪れた安芸太田町の加計高2年隠居(かげい)大介さん(16)は「実際に元隊員の話を聞き、僕もなりたいと思った」と意気込んだ。

 同センターは各国の文化を学ぶ「世界まるごと体験デー」を2019年まで開催していたが、新型コロナウイルスの影響で、体験型イベントは3年ぶりとなった。(高橋寧々)

(2022年4月28日朝刊掲載)

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