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「ロシアの暴挙 断じて許さない」 連合山口 メーデーで抗議文採択 戦争終結願う

 連合山口のメーデー式典が29日、山口市や岩国市であった。新型コロナウイルス禍で社会のもろさが浮き彫りになったとし、公助と共助、多様性を認め合う社会の実現を目指す宣言文を採択した。ロシアのウクライナへの軍事侵攻に対し「暴挙を断じて許さない」とする抗議文も盛り込んだ。

 山口市の県維新公園野外音楽堂には山口、防府、周南の3市の労働組合関係者たち約200人が参加した。連合山口の徳本義治副会長は「ロシアのウクライナ侵攻で、平和の尊さを改めて認識した。平和でなければ雇用も労働状況も守れない」と強調した。式典の最後にウクライナ国旗の青と黄の横断幕やビラを掲げ、戦争の早期終結を願った。

 宇部市と長門市でも式典があった。(渡辺裕明)

(2022年4月30日朝刊掲載)

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