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舞台躍動 平和へ一歩 ひろしまFF閉幕

 第45回ひろしまフラワーフェスティバル(FF)は最終日の5日、広島国際会議場とNTTクレドホール(いずれも広島市中区)で、子どもたちのダンスや「きんさいYOSAKOI」のステージを繰り広げた。新型コロナウイルスの感染防止のため、昨年に続いて従来の内容を縮小した3日間の花と平和の祭典が幕を下ろした。

 「こどもの日」のこの日のステージは、ダンスを習う子どもたちや太鼓をたたく中高生たちが元気いっぱいの姿を届けた。例年のFFで最終日を盛り上げてきた「きんさいYOSAKOI」のチームは力強い演舞で観客を心をつかんだ。

 中区の平和大通りの緑地帯を市民が思い思いの花で彩る「フラワーガーデン」の作品やプランターの花々は15日まで展示する。

 国際会議場であった閉幕のセレモニーでは、FF実行委員会の大野貴嗣実行委員長(38)がフラワークイーンの岩佐春花さん(23)と中本愛さん(26)の2人に花束を贈った。大野委員長はあいさつで「たくさんの花と笑顔があふれる3日間となった。この祭典を続けることが世界平和に一歩でも近づくことにつながる」と結んだ。(石井雄一)

お礼

 3日から5日まで広島市中区の平和記念公園などで開催しました第45回ひろしまフラワーフェスティバルは、新型コロナウイルス感染防止のため、昨年に続き、従来の内容を縮小した形となりました。ご協力をいただいた皆さまにお礼申し上げます。

広島祭委員会・ひろしまフラワーフェスティバル実行委員会

(2022年5月6日朝刊掲載)

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