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露侵攻巡り意見交わす 独総領事と広島市長

 北大西洋条約機構(NATO)の加盟国であるドイツのマルティン・エバーツ駐大阪・神戸総領事が19日、広島市役所に松井一実市長を訪ね、ロシアのウクライナ侵攻などで意見を交わした。

 エバーツ総領事は、ロシアが核兵器の使用を示唆していることについて「核兵器による脅しに屈することはあってはならない」と強調。平和首長会議の加盟都市が姉妹都市のドイツ・ハノーバー市の呼びかけで増えたとの説明を松井市長から聞くと「ドイツ国内の空気を反映している」と受け止めていた。

 エバーツ総領事は2020年7月に就任した。この日は中区の平和記念公園も訪れ、原爆慰霊碑に献花した。

(2022年5月20日朝刊掲載)

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