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20年までに核兵器廃絶を 毎月20日に署名活動

■記者 東海右佐衛門直柄

 県生協連合会(広島市中区)と、広島女学院高(同)の生徒有志が、核兵器廃絶を訴える署名活動を共同で始める。2020年までの廃絶を目指して平和市長会議(会長・秋葉忠利広島市長)が提唱する「2020ビジョン」への賛同を、毎月20日に市中心部で呼び掛ける。

 初回の今月は20日午後2時すぎから約30分間、中区の繁華街に生協組合員や学生約30人が立つ。来月以降は平日なら夕方、休日の場合は午後2時ごろから市中心部で行う。

 県生協連は、「2020ビジョン」のキャンペーンの一環である「都市を攻撃目標にするなプロジェクト」への賛同署名を07年から集めてきた。今後もこの活動は続ける一方、核兵器廃絶を求める署名活動に昨年夏から取り組む生徒のグループと連携し、ビジョンへの支持を訴える月1回の行動に乗り出す。

 署名活動の運営組織「2020ネットワーク」を来月にも発足させ、市内や周辺の学校、市民団体にも参加を打診する。来年3月まで続け、5月にある核拡散防止条約(NPT)再検討会議への提出を目指す。

(2009年6月18日朝刊掲載)

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