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中国新聞社が号外 広島サミット決定

 中国新聞社は23日、2023年に日本であるG7サミットの広島市での開催が決まったことを報じる号外5千部を発行した。

 表裏2ページで、表には共同記者会見に臨む岸田文雄首相とバイデン米大統領の写真を掲載し「初の被爆地開催」を伝えた。裏面では、G7の首脳が広島に集まり、被爆の実態に触れる意義を解説した。

 広島市中区の八丁堀、紙屋町の両交差点、福山市のJR福山駅前の計3カ所で配布し、道行く人たちが次々と受け取っていた。帰宅途中だった広島学院高(西区)3年河野祐一郎さん(17)は「各国の首脳たちには原爆ドームを見て平和への思いを強くしてほしい」と願っていた。

(2022年5月24日朝刊掲載)

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