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ウクライナ支援へ 資源回収 邑南の口羽小 収益をユニセフに

 島根県邑南町の口羽小の5、6年生9人が、ロシアから軍事侵攻を受けているウクライナを支援しようと、学校周辺で資源回収をした。集めた空き缶や段ボールなどを業者に引き取ってもらい、収益は日本ユニセフ協会を通じて同国に届ける。

 総合的な学習で「ウクライナの被災者に自分たちが何かできないか」と企画。4月下旬から地域にチラシを配って協力を呼びかけた。

 児童は4班に分かれ、校区内の民家や事業所を回った。軒下などに置かれたアルミ缶や段ボール、新聞紙を一輪車に載せたり、教職員が運転する軽トラックに積み込んだりした。約1時間半の作業で軽トラック約10杯分を回収した。6年兼正琴音さん(12)は「避難生活をしているウクライナの人たちが少しでも楽になってほしい」と願った。

 今月末にも別の地域で回収し、6、7月には保護者も活動する。(鈴木大介)

(2022年5月26日朝刊掲載)

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