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映画で考える沖縄復帰50年 来月12日 広島で上映会 対馬丸や返還交渉 2作品

 復帰50年を迎えた沖縄に関する映画2作品の上映会が6月12日、広島市の安芸区民文化センターである。シネマキャラバンV・A・G(南区)などでつくる実行委員会が主催。友川千寿美副代表(69)は「戦争は遠い過去ではない。沖縄に今もある問題を身近に感じてほしい」と願う。

 上映は、午前10時半からアニメ映画「対馬丸―さようなら沖縄」(1982年)、午後2時から「返還交渉人 いつか、沖縄を取り戻す」(2018年)。それぞれの冒頭20分間に講演があり、市民団体「広島と沖縄をむすぶつどい」世話人の一(はじめ)泰治さん(広島県熊野町)、広島沖縄県人会顧問の中村盛博さん(安佐北区)が登壇する。広島と沖縄に通じる役割や、沖縄に在日米軍基地が集中する現状について考える。

 各回500円。安芸区民文化センターの窓口か、ホームページの専用フォームから申し込む。当日券もある。同センター☎082(824)1330。(木原由維)

(2022年5月28日朝刊掲載)

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