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ウクライナに届け 被爆者の訴え ドキュメンタリー再放送 あすから中国放送

 中国放送は、これまで制作してきた原爆・平和に関するドキュメンタリー番組を29日から隔週日曜の深夜に順次放送する。「2022 いま、伝えたい~永遠に生き続ける声」と銘打った特別企画。ロシアのウクライナ侵攻を受け、核兵器廃絶を訴え続けた被爆者の声をあらためて届ける。

 被爆2カ月後に撮影されたフィルム映像と証言を基に被爆の実態を伝える番組や、連合国軍総司令部(GHQ)のプレスコードに焦点を当てた番組などを予定する。小林康秀アナウンサーがナビゲーターを務め、作品とその背景を紹介する。

 現在決まっている放送日と作品は次の通り。29日「The A―Bomb 1945―2006 ヒロシマで何が起こったか」(2006年)▽6月12日「RCCスペシャル 原爆プレスコード」(1980年)▽26日「遠い影 原爆孤児の軌跡」(95年)。(里田明美)

(2022年5月28日朝刊掲載)

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