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F35A12機 岩国飛来 米軍基地 共同訓練参加目的か

 米空軍のステルス戦闘機F35Aとみられる12機が1日、岩国市の米軍岩国基地に飛来した。同機種の飛来は昨年12月以来で、米インド太平洋軍が共同訓練するためとみられる。

 岩国市によると、午前11時45分ごろから午後0時15分ごろにかけ、3回に分けて4機ずつ着陸した。飛来中に中国四国防衛局から市に入った連絡によると、米インド太平洋軍は演習に向けて準備を進めている。米側は機種や所属部隊、滞在期間を明らかにしていない。

 昨年12月は飛来した初日に所属部隊や飛来目的、滞在期間について防衛局から市に連絡があった。米アラスカ州の空軍基地に所属する12機が2週間滞在し、米海軍や米海兵隊、航空自衛隊と共同訓練をした。市によると、期間中、基地南西側の尾津町で人がうるさいと感じる70デシベル以上の騒音を889回記録し、363件の苦情が市に寄せられた。(黒川雅弘、川村奈菜)

(2022年6月2日

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