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オバマ氏訪問 米市長会で協力を要請 広島市長

■記者 滝川 裕樹

 広島市の秋葉忠利市長は18日、記者会見し、出席した全米市長会議(USCM)の総会で「オバマ大統領の広島訪問が実現するよう各市長に協力を求めた」と報告した。

 総会は12~15日にロードアイランド州プロビデンス市であり、秋葉市長は国際関係の常任委員会や全体会合でスピーチした。市長は、冷戦時のニクソン大統領の中国訪問を例に挙げ、オバマ大統領が広島を訪問する意義を訴えたという。

 総会では、オバマ大統領が来年開かれる核拡散防止条約(NPT)再検討会議で、2020年までの核兵器廃絶のため多国間交渉を開始することを発表するよう求める決議を採択した。

 当初面会を目指したバイデン米副大統領ら政府関係者が参加しなかったことは「残念だ」と述べた。

(2009年6月19日朝刊掲載)

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