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　街中のごみを拾う「ごみゼロ・クリーンキャンペーン」が５日、広島市中心部であった。今年４０回目となり、約千人が約１時間かけて清掃した。

　参加者は中、東区の４カ所に分かれて活動した。中区の平和記念公園では、約３００人が空き缶や落ち葉を拾い、石畳の間の雑草を引き抜いた。母や友人を誘って参加した南区宇品神田の安田女子高３年佐田琴菜さん（１８）は「先進７カ国（Ｇ７）サミットの開催も決まり、海外からの関心が高まっている場所。すっきりした」と話した。

　キャンペーンは市や市社会福祉協議会などでつくる「きれいなひろしま・まちづくり市民会議」が、夏祭り「とうかさん」の最終日に合わせて実施している。月末までに順次、市内各所で自治会などによるごみ拾いも実施され、計約１９００人が参加する。（川村正治）

（２０２２年６月６日朝刊掲載）